極端な食事制限などの無理なダイエットを続けると、健康被害を引き起こす可能性があるので注意が必要です。
健康被害のよくある症状としては、次のようなものがあります。
肌が乾燥してカサカサになったり、ハリや潤いがなくなり、髪にもコシやツヤがなくなり、脱毛が起きるようになります。
偏食によって鉄分やビタミンなどが不足するためで、エネルギー代謝が下がり、疲れやすく運動が続かなくなったりもします。
ホルモンの分泌やバランスに異常が出てくるので、女性の場合は生理不順になったり生理がとまったりしますが、このような状態になったら、すぐに婦人科を受診しましょう。
カルシウムやタンパク質などが不足すると、骨がスカスカになっていき、骨粗鬆症になるリスクが高まりますし、特に成長期に無理なダイエットをすると、骨年齢が老人並みになってしまう場合もあります。
無理なダイエットがエスカレートすると、心理的なストレスが生じて拒食症や過食症という摂食障害を引き起こすことがありますが、このような状態になったら、必ず病院に行って治療しましょう。
腸内の善玉菌が著しく少なくなり、腸年齢が老化してしまいます。
これらの症状以外にも、20代~30代なのにひどい便秘や肩こりに悩んだり、高血圧や高血糖などによる生活習慣病にかかるケースが増えているのは、若い頃に無理なダイエットをしている影響だといわれています。
女性にとって特に注意が必要なのは、無理なダイエットによって「無月経」になることです。
(妊娠していない状態で3ヶ月以上生理が来ないこと)
無月経には、18歳を過ぎても初潮がない「原発性無月経」と、初潮を迎えた後に3ヶ月以上月経が止まる「続発性無月経」があります。
続発性無月経には、不規則な生活や人間関係などからくる「ストレス性無月経」と、無理なダイエットをして極端に体重が減ってしまったことによる「体重減少性無月経」がありますが、最近は10~20代の女性に、この「体重減少性無月経」が増えているそうです。
このように、無理なダイエットからくる健康被害は心身を蝕むので、くれぐれも過剰なダイエットは控え、健康被害の自覚症状がある場合は、必要に応じてきちんと治療を受けましょう。